「医療機器製造業許可」取得のお知らせ
2013-10-15
アルバック機工株式会社(本社:宮崎県西都市代表取締役社長:中村静雄)
は、薬事法における「医療機器製造業許可」を取得いたしましたのでお知らせい
たします。
当社は、1971年創立以来、小型真空ポンプおよび小型真空機器とその周辺
機器を製造し、理化学業界,分析機器業界,半導体業界、医療機器業界等の
幅広い業界に販売してまいりました。また、医療機器業界向けには吸引器や滅
菌器、酸素濃縮器等の用途で小型真空ポンプを提供してまいりました。
厚生労働省発表の「医療機器産業ビジョン2013」においても、医療の質の向
上に寄与する医療機器は国内のみならず諸外国においても高い評価をもって
受け入れられる可能性を持っているとされています。当社はこれまでの実績を
踏まえ、将来の医療機器産業の成長を予見し、本格的参入をめざして2011年
から許可取得の準備を進めてまいりました。今回の医療機器製造業許可の取
得により、医療機器の構成部品だけにとどまらず、医療機器の製造も可能とな
り、従前にも増して医療機器メーカのさまざまなご要望にお応えすることができ
ることとなりました。また、本社所在地の宮崎県ならびに隣接する大分県両県は、
2011年12月に規制緩和などの特例措置を認める、国の総合特区の一つ「東九
州メディカルバレー構想特区」の指定を受けております。
今後は、この特区指定の利点を生かし,九州保健福祉大学等と共同開発を開
始した「痰の自動吸引機」の実用化を図るとともに,医療機器の販売まで可能と
なる「医療機器製造販売業許可」の取得をめざします。更に、当社製医療機器
の製造・販売を実現し,2020年には当社の医療機器関連の売上高を80億円ま
で引き上げる目標としております。