私たちのキャリアパス
2020年4月1日現在
2018年入社 開発部所属 【工学系研究科機械情報系コース専攻
学生時代
普通科高校を出て大学まで進学しました。高校までは運動部に所属して汗を流しました。大学ではいくつかのアルバイトを経験し、お金を稼ぐことの大変さを痛感しました。研究室配属では電気化学の分野に興味を持ち、電池関連の研究室に配属しました。研究室に配属されてからは、ほぼ毎日研究室に通う生活をしていました。大変でしたが、実験に対する考え方やデータの見方など得られたものも大きかったです。
入社の動機
大学の機械加工実習でモノづくりの工程を知り、研究におけるサンプルづくりを通して、つくることの楽しさを覚え、製造業を志すようになりました。
大学の実験で真空ポンプを使用する機会があり、地元宮崎に根ざした企業であることから、工場見学に参加しました。そこで真空技術は携帯電話やパソコンに用いられる半導体や飲食物等のパッケージなど日常生活のあらゆる分野に欠かせないものであることを知りました。真空ポンプのモノづくりを通して人々の暮らしの役に立てる点に魅力を感じて入社しました。
現在の仕事
主に新規製品の開発や製品の耐久性能を検証する仕事をしています。製品の開発では製品に生かせるかどうかの新材料の検証や部品の形状を応力解析によって圧力分布から最適な形状を求め、試作品を作製します。作製した試作品は試験します。製品の耐久検証では一定時間おきに性能測定を行い、異常が無いかを確認します。あらかじめ業務のスケジュールを立てるのですが、あらゆることを想定しないといけないため、なかなか難しいです。日頃から視野を広げていく訓練が必要ですね。
意外だったこと・楽しかったこと
現在の部署に配属される前は図面を描く仕事が主だと考えていましたが、電気や制御、応力解析など業務が多岐にわたることが分かりました。また、自分が大学で学んでいた化学の分野も全く使わないわけではなかったのが意外でした。教育制度も充実しているため、自身のスキルアップを図ることもできます。
休日がしっかり取れるので、仕事とプライベートのメリハリをつけることができます。休日は草野球やマラソンを楽しんでいます。
苦労したこと
大学時代に少しだけ図面の読み方、機械加工法等を学習しましたが、業務に生かせるレベルではありませんでした。まだまだ学習が必要です。また業務が多岐にわたるため、一度行った仕事を半年経ってから再度実施するようなこともあるため、業務を覚えることに苦労しています。応用ができるように、ただ操作方法等を覚えるのではなく、測定の原理などを理解するように心がけています。あとは何事も経験だと思います。たくさん失敗をして、そこから学んで同じ過ちを繰り返さないように着実に前に進んでいきたいです。
これから挑戦してみたいこと(仕事とプライベート)
まずは真空技術と1台のポンプをつくるために必要な知識について学習します。業務を通して自分はまだまだ知識が足りないと思うことが多々あります。円滑に業務を進めるためにも日々学習を怠らないようにします。
次にポンプ部品の図面を描く仕事の経験を積み、人から信頼されるようになりたいです。やはり、自分の仕事は図面を描けるようになってようやく1人前になれると思うからです。
プライベートでは、フルマラソンで3時間半を切ることを目標に頑張ります。
学生へ向けて
就職活動は、人生が大きく変わると言っても良いくらい大事なイベントだと思います。実際に入社して自分のやりたいことと全然違うといったミスマッチを無くすためにも会社の事前調査は大切です。学校での専攻にとらわれずに、さまざまな業界に興味を持って視野をできるだけ広げて欲しいです。私自身も恥ずかしながら、働き始めて知った会社の方が多いです(笑)。学生のうちにいろいろなことにチャレンジし、たくさん失敗をしてください。引き出しを増やしておくと社会人になってからも大いに役に立つと思いますので、めげずに頑張ってください!!